ShikiAsu’s diary

研究や自戦記など

対振り右玉

初めての記事になります。shiki-asuです。

対振り右玉について書いていこうと思います。

 

まず対振り右玉とはこの様な形です。

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基本的な形をこの局面として、66歩から67銀~97角,56歩から57銀など変化します。

振り飛車側が高美濃を目指した場合66歩から、本美濃のまま攻めてきた場合は56歩がいいと思います。

★対高美濃囲い

振り飛車側が高美濃を目指した場合、右玉側は攻めの理想形を築くことが出来ます。

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95歩が怖い様に見えますが、

△95歩▲同歩△同香▲86角△98歩▲95角

△99歩成▲84角

相手の端を破壊して必勝となります。

 

先の局面から△54銀▲75歩△同歩▲同角

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これで一歩手にすることが出来ました。ここから84歩を守る83銀が考えられますが、74歩の場合

△74歩▲86角△85歩▲97角△95歩▲同歩△同香▲94歩

またも端を破壊することが可能です。

 

先の局面から△83銀▲76銀△72金▲86角

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振り飛車側は銀冠の手厚い陣形、右玉側は65歩が見えていて指しやすそうですね。

ここからは74歩や74銀、62飛車なんて手も見かけたことがありますが、右玉側は69飛車と回って攻めきれるでしょう。

途中紛れを求めて45歩と突かれるかもしれませんが、同桂馬で角当たり+37へ逃走経路が開け優位が広がります。

 

次は対本美濃囲いのことを書くと思います。

少しでも右玉を使う気になってもらえれば嬉しいです。